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※東方キャラが出ます嫌いな方はご注意ください。 ■禁断★実験 場所:河童★技術開発室 「うーーーーーーーん」 青いワンピースを着た一人の少女が、作業机の前で椅子に座り込み腕を組んで、 うなり声をあげながら・・・・悩んでいた。 「なーんかいい方法ないかなー」 服と同色の髪をツインテールにまとめた河童の少女-河城にとり-は 眉間に深いシワを作り軽く呟く。 「どこから、生体実験の素体を持って来よう・・・」 エンジニアである彼女の目下の開発テーマは『機械による生体コントロール』 つまり、ラジコンの様にボタンで生物の動きをコントロールすることだった。 (ちなみに、このテーマは香霖堂で入手した外界のSF漫画から得た) 早速、永遠亭から生命に関する文献を片っ端から借りて読み 生物が体のコントロールに微弱な電流を使用している事を知り その電流を制御できれば、挙動も制御できるのではないか?と、仮説を立てた。 そして開発の次のステップに進もうと思った矢先 思いがけない壁にぶち当たった。仮説を証明する実験ができない・・・・ 機械実験だったら失敗しても、直せばすむ話だが 生命の場合失敗したら死ぬ。まして実験は1度や2度で終わるものでは無い 膨大な数の生命が犠牲になるだろう。 しかし、にとりにとって死に対する感傷や犠牲数は問題になら無い。 そんな事は彼女にとっては瑣末な問題だ。発明に失敗は付物だと割り切っている。 本当の問題は、近場の生命を大量に実験に使おう物なら 周辺の妖怪や上司の天狗から、即刻クレームが飛んでくる事だった。 にとりは、作業机の上に突っ伏し解決策を探し続けた 「山に居るカラスを使えれば良いんだけど、そんな事したら天狗に殺されちゃうだろうしなー」 と言うか、天狗が使役する生物全てにこの論法は あてはまるので山にいる動物に関しては、初手から詰んでいた。 「永遠亭からウサギでも分けてもらおうかなー、えーりんを何とか説得できれば・・・」 かなり可能性の薄い案だった。 「虫で実験するしかないかなぁ。でもリグルが騒ぎそうだなぁ。それに虫じゃつまんないしなぁ」 もとより虫を素体にしたいとは思ってなかった 「そこそこ知性があって、かつ犠牲が多くても周りが騒がない生物なんて・・・・」 にとりの頭脳に電流が走る・・!!! 「ああ!!いるじゃん!!条件をクリアする素体!!」 転がる様な勢いで部屋を飛び出していった。 場面変わって山 にとりはリュックサックを背負って歩いていた 「えーっと、多分ここら辺に巣穴があると思うんだけど・・・・」 キョロキョロと辺りを見回す。 倒れた巨木の下に不自然に木の枝や葉が積み重なった箇所がすぐに見つかった。 「あ、みーっけ、でわ捕獲作戦開始〜」 その声はとても楽しそうな物だった 一方、ゆっくり一家の巣穴 「ゆゆ、きょうはおねーちゃんれいむのおたんじょうびだよ。みんなでおうたをうたってゆっくりするよ!!」 「まりさがゆっくりできるごはんをたくさんとってきたから、みんなでゆっくりすごすよ!!」 「「「「ゆっくりー!!!」」」」 母れいむと父まりさの呼びかけに満面の笑みで答える子供達 今日は姉れいむの誕生日、家族と一緒に心行くまでゆっくりできる日だ。 当事者の姉れいむはお祝いの言葉とプレゼントを一身に受け「しあわせ〜」と心底思っていた。 今この瞬間までは・・・ 「はーい!!取り込み中ごめんよ!!みんなちゅーもーく」 突如、巣穴入り口のカモフラージュが蹴り飛ばされ 河城にとりが参上した 「ゆゆゆゆゆ!!!!おねーさんだれ!!」 「シャッタップ!!フリーズ!!河童印★捕獲ネットはっしゃー!!」 あまりの急展開に理解がまるで追いつかない一家は「ゆーゆー」鳴いてパニック状態。 そんなゆっくり達にワイヤーで編まれたネットが降りかかる。 「ゆゆ!!なにこれ、ぜんぜんゆっくりできないよ!!」 「ここはまりさたちのゆっくりプレイスだよ、にんげんはさっさとかえってね」 「「「「「こんなの、ゆっくりできないー」」」」 「あーうるさい、はい電流スイッチON」 「「「ゆベベベベッブギャ!!!!」」」 抗議の声には耳を貸さず、にとりが手に持ったリモコンスイッチを押すことにより 金属でできた網に電流が走り家族全員に凄まじい衝撃が行き渡る。 「はい終了ー、れいむ種が母、姉、妹。まりさ種が父、妹で5匹かな? まあ、初回だしこれで良しとするか」 痙攣してピクピクしているゆっくり達を確認する 「でいぶの・・でいぶのこどもがぁぁぁぁぁ」 「ゆっゆっ・・・ばがなにんげんはっざっざとじね!!」 体の大きな親ゆっくり達は電撃に耐え意識がまだ残っているようで 憤怒の表情でにとりを睨み付け、消え入りそうな声で叫んでいた。 「おや、まだ意識あるんだ。結構頑丈だね」 ちょっと困った表情になったにとりはリュックから 河童印★スタンガンを取り出し、親ゆっくりに押し付け 「な・・・なにずるの?」 「ゆっくりしていってね♪」 「「ゆぎゃん!!」」 残っていた意識を奪い去った。 再び河童★技術開発室 作業机の上にゆっくり一家が個別に押し込まれた透明な箱が5個並べられていた。 家族はまだ気絶状態から回復しておらず傍目には幸せそうに寝ているようにも見える。 〜♪〜♪〜♪〜♪ 部屋奥の洗面所で河童の少女は、鼻歌交じりで手を洗い手術用手袋を慣れた手つきで装着した 「さて、どいつで実験しようかな。妹×2は体力的に耐えられない可能性があるし 親は繁殖用に残しておきたいな・・まずは、姉れいむでやってみますか。」 にとりは好奇心が抑えられない表情で実験用の素体=姉れいむが入った透明な箱を手に取った。 傍らにはカラフルなコードが延びている細長い針が10本以上用意され、コードの先には幻想卿では ここでしか見られないような用途不明な機械に繋がっている。その横にはゆっくり用の簡易手術台。 他にも手術用のメスやクーパー、剃毛用のバリカン、点滴パックに入ったオレンジジュース等が揃っていた。 「まずは頭皮を剥がさなきゃね♪髪の毛は剃らないと。バリカンで・・・」 箱から取り出した眠っている姉れいむを左手に持ち、 右手のバリカンでおもむろに後ろ髪を剃り始める ブゥーーーーーーン 「ゆゆ・・・なんだかあたまがさむいよ」 不意な振動に半分寝ぼけて姉れいむは目を覚ます 「あ、起きちゃった。もうちょっとだからゆっくりしててね」 「ゆゆ、おねーさんだれ!?ここどこ?れいむのおうちは!?」 「はいはい、いいからゆっくりしててね」 「ぜんぜんゆっくりできないよ!!」 にとりの左手の中でジタバタと暴れだす姉れいむ 体の大きさはソフトボールぐらいだろうか、少女の手に余る大きさとは言え 柔らかい饅頭皮をしっかり掴まれれば早々抜け出せる物ではなかった。 「はい、もういいよ。箱におもどり」 「ゆべ!!」 急に体を抑える力が弱まりれいむは勢いあまって顔から箱の中に落下した。 狭い箱の中で顔の痛みに耐えつつ体勢を立て直し必死に何が起きたのか確認する。 ついさっきまで両親と妹達が祝ってくれたゆっくりできる家では無く 見た事も無いものばかりの変な部屋で自分は小さな箱に閉じ込められている。 餡子脳ながら姉れいむは直感で理解した。「ここはゆっくりできない」と。 泣き出したい衝動を必死に堪えて周囲の確認を続ける。 ふと目の前に黒い塊がある事に気が付いた 「ゆ・・・かみのけさん・・?があるよ?なんで?だれの?」 困惑。混乱。恐怖。不安。あせり。ゆっくりできない。混在した表情で呟く 「あーそれね君の後ろ髪だよ。悪いけど後頭部全部刈り上げたから」 「ゆっ!!うそだよ!!おねーさんなにいってるの!!れいむのかみのけさんはちゃんと・・・・」 にとりの軽い一言を必死に否定しようと、れいむは体を曲げて髪を振るしぐさ(屈伸運動っぽい)を繰り返す。 しかし、後頭部に何時もの重みや感覚がまるで無い。あるのは饅頭皮に直に触れる空気の冷たさだけだった。 「ん〜『ちゃんと』何かな〜れいむちゃ〜ん?おねーさんは嘘つかないよ〜何なら鏡見る?」 「うそだ!!うぞだよ!!でいぶのぉぉぉ!!でいぶのがみざんんん!!うぞだぁぁぁぁぁ」 姉れいむは真っ青な顔色で見開いた目から滝の様な涙を流し、事実を認めようとせずに絶叫した。 彼女にとって母れいむ譲りの綺麗な黒髪は自慢だった。父まりさがいつも褒めてくれるのが嬉しくてしょうがなかった 妹達が羨ましがってくれた自分の髪の毛が・・・前髪と頭頂部のリボン部分を残して後頭部はツルッパゲと言う 珍妙で不気味な姿になってしまった。 「ああ、もう煩いな。いいじゃん前髪残ってるしリボンも残してあげてるんだからさ」 「ゆあああぁぁぁぁんんん!!」 姉れいむは顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながら泣き続けた。 ゆっくりの髪の毛は某戦闘民族のように生まれてから伸縮する事は無い。 従って一度切ってしまった髪は二度と生えてこないのである。 髪を失う事は女性的な感性が強いゆっくりにとって帽子を無くすほどでは無いにしろ相当ショックの強い事だった。 「ゆゆ・・うるさいよ。れいむはねてるんだからゆっくりしずかにしてね・・」 「・・・うるさくてまりさがゆっくりできないよ・・・ゆっくりしてね」 「「ゆ〜うりゅしゃいよ〜」」 と、姉れいむの悲痛な叫び声で今まで気絶していた残りの家族が気づき始めた。 しかし、河童印★透明箱は密閉すると遮音性能が結構高いので姉れいむの絶叫もそれ程箱の中には響かない。 所詮ゆっくり、遠くに聞こえる家族の絶叫よりも三大欲求を選択しているようでなかなか起きそうに無かった。 「あららら、ご両親ともまた寝ちゃったけどいいの?」 「おきゃーさぁぁん!!おとーさぁぁぁん!!ゆっくりしないでおきてね!!れいむをはやくたすけてね!!」 「はいはい、煩いよ。時間も押してるし巻きで行くよ。ゆっくり黙って動かないでね」 「ゆぎゃぁぁぁ!!!!はなじでね!!ゆっぐりでいぶをはなじでね!!」 にとりは再び暴れる姉れいむを透明の箱から取り出し、傍らの簡易手術台に乗せ手早く皮ベルトを体に巻き付け 結束部が頭頂に来るようにがっちりと台に固定した。これでもう身動きは全くできない。 当初にとりは暴れるゆっくりを見て「動くとめんどくさいから低部を焼こうかな?」とも思ったが 実験中に『運動に関する影響箇所』を見つけてしまった場合、正確な実験計測が難しくなると考え なるべく健常体で実験を行うことにした。ちなみに煩いから「口を潰そうか?」とも思ったが 同様の理由で却下した。 一方、姉れいむにとって目の前に居る河童の少女は恐怖の対象でしかない。 何故こんなゆっくりできないことになってしまったのか? 何で家族は自分の事を助けてくれないのか? 自分をゆっくりさせないこのおねーさんは誰なのか? 様々な考えが餡子脳の中を回ったが結局行き着いた先は漠然とした『恐怖』でしかなかった。 そんな事お構いなしに、にとりはテキパキと実験の準備を進める 手術台を自分の手前に寄せ180度回転させて姉れいむの後頭部が目の前にくる配置にセットする ちなみに、姉れいむの目線の先にはぐっすり眠る家族が良く見える。 「おぎゃぁぁぁさーーーん!!はやくおぎでよぉぉぉ!!でいぶがゆっぐりでぎないよぉぉぉ!!」 真っ青の顔で涙を流しながら必死にジタバタと体を動かそうとする姉れいむは 助けの希望を求めて振り絞るように必死の呼びかけを繰り返すが家族が起きる気配は一切無かった。 後ろからガチャガチャと何か準備をしていると音と、少女の気楽な声が聞こえる 「そろそろ諦めなよ。これでも挿せばちょっとはゆっくりできると思うよー」 「ゆびっ!!」 にとりは半狂乱の姉れいむに細い針を一本突き刺した。 その先にはオレンジジュース点滴パックが付いており、ポタポタと内容物が垂れ流れ始める。 「ゆふ〜・・・なんだかからだがゆっくりしてきたよ〜」 姉れいむはさっきまでのパニックはどこへやら、目を細め、口はだらしなく半開き、 下膨れな顎を突き出し、温泉にでも浸かっていい気分になっているような表情になっていた。 手術用具をセットし終えたにとりはその豹変ぶりを見てちょっと呆れた顔をする。 「本当にゆっくりっていい加減な生物だな・・・ ま、何はともあれ準備完了。メーンイベントに入りますか」 にとりの右手に構えたメスがライトに当たってキラリと反射した。 ご満悦の表情でゆっくりしている姉れいむの後頭部に狙いを定める。 「ゆっくり覚悟を決めてね♪」 「ゆふぅ〜おねーさんなにをいってるの、のぉぉぉぉぉぉおぉおおお!!!!!」 にとりの迷いの無いメスが姉れいむの後頭部に突き刺さり、そのまま底部に向かって 縦一筋の切れ目を入れた。再び絶叫が始まる。 「ゆぐぐぐぐぅぅあギャyギャギャギャlkjlkjfdlsjgalk!!!!!!!!」 30秒前まで細めていた目を今度は眼球が飛び出さんばかりに見開き、 限界まで開いた口から言葉にならない絶叫が部屋中に響き渡る。まさに天国から地獄へまっ逆さまだった。 しかし、にとりの手は止まらない。すかさずメスを置きクーパーで切れ目を強引に開き、そのまま固定する。 ミチィ・・・ 「っっっっっっ!!!!!!????????」 クーパーが饅頭皮にできた切れ目を強引に左右に押し開いた分上下に少し裂け目が入った。 饅頭皮にできた隙間から見える姉れいむの餡子は若いだけに小豆に瑞々しさがあり、濡れた様に黒く光っている。 持ち主の姉れいむは痛みのショックで最早言葉が出ていなかったが。 「ふふふ、これはいい餡子だ。貴様は最高の木偶になるぞ・・・」 河童の少女はノリノリで再び獲物をメスに持ち替え、筋肉に当たる外餡子にも切れ目を入れ ゆっくりの中央部に存在する中枢餡を目指す。 「ゆぎゅぎゅぎゅぎゅくうううぅぅぅぎゃがや!!!! ゆっぐゆっぐやべでね!!でいぶのあんござんをかぎばわすのやべでね!!」 凄まじい激痛の中で見開いた目から涙、引きつった口からは涎をダラダラ垂らしながら 姉れいむは必死に懇願した。にとりは慎重にメスを扱いながら軽く答える。 「大丈夫致命傷になるような事はしないよ。実験結果がおかしくなるしね それにオレンジジュースの点滴をしてれば中枢餡を直接破壊しない限り大体生きてられるよ」 にとりの言う事は事実だ。 ゆっくり達にとって万能薬:オレンジジュースを点滴されていればそう簡単に死ぬ事は無い。 しかし、だからと言って痛みが無くなる訳では無い。むしろ体は健常状態を維持し続ける。 詰まる所、姉れいむは麻酔無しで頭部切開手術を受けると言う地獄の状況だった。 どこかから「ヒャア!!」と言う声が聞こえたがそれは幻聴だ。 にとりは別にゆっくりを虐待する趣味は無い。彼女にとってゆっくりは実験素体に過ぎない。 故に、今も単純に自分の実験に最適の環境をゆっくりに与えてるに過ぎない。 リボンを残してやったのは髪飾り喪失のショックで精神崩壊を防ぐ為。 麻酔を使わないのは実験結果に誤差が出るのを防ぐ為。 家族を目の前に置くのは希望を持たせ、絶望死させない為。 ただそれだけの事だった。 「・・・っと中枢餡に到達。フェーズ2に入ります。こっからは完全に未知の領域だね・・・」 「ゆーひゅー・・・ゆーひゅー・・」 姉れいむの後頭部はバックリと大きく開き、そのスキマは体の中心まで深まっており 最深部には固まった黒蜜のように艶のあるこし餡の塊がピクピクと動いている。 最早、姉れいむには言葉を発するだけの気力が無く涙を流し続ける目で すがるように家族を見つめるだけだった。 「む、体力が大分落ちてるな。点滴を増加。」 一旦メスを置いたにとりは姉れいむの体力の低下を懸念して 点滴パックから流れるオレンジジュースの量を増加に調整する。 すると若干ながら姉れいむに気力が回復してきた。 「ゆっゆっゆ・・・おがーざんだずげてね・・・れいむゆっくりできなくなっちゃうよ・・・」 しゃべれる程度には回復した体力で、目の前に安眠する家族に小さな声で呼びかけ続ける。 にとりはそれを横目に、淡々と電極針と記録用のノートを準備する。 「ゆっくりの中枢餡組織研究なんて誰もやってないからね・・・ こっからは本当に実験数こなして自力で解析しないと」 独り言を呟きながらチラリと箱の中のゆっくり一家に目をやる。 「ま、素体の件はクリアしたわけだから気楽に行きましょうか まずは適当に電極打って・・・その反応を見る!!てい!!」 プスッ 「ゆぐっ!!」 にとりは中枢餡の中心部目掛けて電極針を一本突き刺した 刺された姉れいむは一瞬ビクっと体を震わせたがそれ以上の反応は示さなかった。 「ふ〜ん、やっぱり中枢餡には痛覚神経が通ってない分痛みの追加は無いみたいだね。 静かで良いね。・・・さてこのポイントに電流を流すとどんな反応をするかなぁ?」 にとりは「待ちに待った瞬間!!」と言えるような笑顔で 通電気のスイッチをONにし、ダイアルを慎重に操作した上で極低電流を電極針に流し始める。 効果はあっさりと出た。 「ゆひゅっ!?・・・・・なんだかおなかがすごいすいてきたよ」 姉れいむがすとっきょんな声を上げ空腹を訴え始めた。 にとりは様子を眺めながら慎重に、だが徐々に電流量を増やす。 「ゆぐぐぐ!!おながずいだーーーーがばんでぎないぃぃぃぃ おねーざんばがなの!!??でいぶにはやくごばんもっでぎでぇぇぇ!!!!!」 先程とは別の意味で叫び声をあげる姉れいむ。 彼女は今強烈な飢餓感に襲われていた。感覚上では飢死寸前といった所だろうか。 にとりはさらに慎重に電流量を上げる。 「もっどゆっぐり・・・・した・・・・・ゆゆゆ???? なんだかきゅうにおなかがいっぱいになったよ????」 ゆっくり特有の遺言を言いかけた所で、今度はなぜか満腹感が襲ってきた。 姉れいむは自分の体に何が起こっているのかサッパリ分からず餡子頭に「?」を浮かべている。 にとりは冷静な瞳で姉れいむを見つめ症状の一部始終をノートに記録した。 「このポイントはいわゆる『満腹中枢』ってところかな? よしよし仮説はあってたし、いきなり分かりやすい症状も観測できた。幸先良いね」 小さくガッツポーズをする 「ゆ〜、れいむすっごくおなかいっぱいでしあわせ〜だよ〜」 「もっと電流量を上げたらどうなるんだろう?」 「ゆゆゆ、れいむのおなかがぐるじいよ・・・ぼうたべらべないよ・・・やべで・・やべで・・・」 「なるほど満腹感が異常に肥大するのか」 ゆひゅ〜ゆひゅ〜と辛く息をする姉れいむ。 実際は食事を一切取らせてないが、感覚的には口から中身をぶちまける寸前のものを味わってる 「よし、この調子で次行ってみよう」 流している電流を止め、一旦電極針を抜く 「ゆっ!!・・・????おなかがくるじいのがなおったよ???」 姉れいむの呆けた表情を無視して にとりは、サラサラと結果をノートにメモすると 次のポイントに電極針を刺し込み電流を流す。 「ゆぐぅ!!・・・・ゆぶん!!ゆぶん!!なんで?なんで!?」 「ふむ、ここは運動を司るポイントみたいだね」 姉れいむは皮ベルトで固定された体で必死に『垂直に飛び上がろうと』していた 無論、その状態で飛び上がれる訳は無い。むしろ衝撃で後頭部の傷口から餡子が流れ始めた。 「ゆぎゅ!!ゆぎゅ!!いだいよぉぉぉ!!いだいよっぉぉぉ!! なんで!?なんで!?でいぶびょんびょんじだぐないよぉぉぉ!!いだいよぉぉぉ!! あじざんゆっぐりやべでね!!ゆっぐりやべでねぇぇ!!」 頭頂の皮ベルトの止具に頭を打ち付けるような行動を繰り返す姉れいむ。当然本人の意思とは無関係だ。 詳細をもらさないよう通電量と姉れいむの行動を記録するにとり。 「・・・電流をあげるとどうなるかな?」 カリカリカリッ────電流ダイアルを慎重に回す。 「ゆぎゅん!!ゆぎゅん!!ゆぎゅん!!いだいっ!!いだいっ!!いだい!!! でいぶゅん!!!!つびゅれっん!!ぢゃうっん!!おぎゃっ!!ざぁっん!!だずっぶぶぶ!!!」 「跳躍幅が垂直方向に増加と。おそらく電流量に比例・・・」 垂直ジャンプの幅が増えた分、姉れいむの体へかかる負荷も増加した 後頭部の傷口からは飛ぶ度に餡子が間欠泉の様に噴出し、 眼球は後2〜3回も飛べば圧力によって破裂するか飛び出すだろう。 パチンッ──にとりは通電を一旦OFFにし電極針を抜いた。 暴れていた姉れいむは糸の切れた人形のように動きを止める。 いや、よく見ると僅かに痙攣をしていた。 「点滴を増加」 にとりは無表情に流れるオレンジジュースの量を増加する。 ビクン!!と姉れいむが反応した。 「・・・おぎゃふぁふぁあああん・・でいううううっひゅふぃえふぃひゃいぃぃぃ」 「垂直運動中に叫んだから舌を噛み切ったか・・・君は実に馬鹿だなぁ」 意識を取り戻した姉れいむは目が半分白目を向き、意識があるんだか無いんだかはっきりしない また、自身の舌が半分千切れてダラリと垂れ下がり何を喋っているのかも良く分からない。 そんな様子を見て、にとりは腕を組み考える 「さてどうしようかな・・・この個体、後何回実験に耐えられるやら・・」 姉れいむは「うひゅ〜うひゅ〜」と声だか何だか分からない音を出している。 「・・いや行く!!・・・まだまだ終わらせない・・・!地獄の淵が見えるまで!!」 実験は続行された。 あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、化物に襲われたような恐ろしい叫び声をあげた。恐怖に関わる場所だった あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、意思とは無関係にうんうんを垂れ流し続けた。人間で言えば肛門括約筋を司る箇所だった。 あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、突如発情し始めた。性欲に関わる箇所だった。 にとりは幾つかの新たなポイントを観測し、次は何処にしたものか?と考えていると 「・・・・よっひょ・・ゆっひゅりゅい・・や」 体力の限界となった姉れいむは息絶えた。 自分の誕生日。家族が祝ってくれていたあの時から3時間と経っていなかった。 にとりは軽く嘆息する。 「・・・オペレーションオーバー。最初にしては上出来だったよ」 にとりは皮ベルトを外すと姉れいむの遺体を作業台横の 見た目小さなポリバケツに放り込んだ。無論ただのポリバケツではない。 これは河童印★餡子マッシャー。放り込んだゆっくりを生死問わずに 粉砕し練りこみ、甘味物に変化させる大きめのミキサーだった。 にとりは蓋を閉じロックした事を確認すると装置のスイッチをONにした ウィィィィン!!!ビチビチビチ!! 回るモーター音。切り刻まれた姉れいむの破片がブレードの遠心力で 装置の内壁に当たる音がする。あまり良い音では無い (これ、もっと沢山詰め込んでからやるべきなんだよな・・・ そうすれば、弾け飛ぶスペースの余裕が無い分音が鳴らない) 余談だが、これは元々加工場に依頼され河童が製造したものだが 個人にも結構需要があるらしい。きっと甘味好きが世間に多いのだろう。 再びどこかから「ヒャア!!」と言う声が聞こえたがそれは幻聴だ。 にとりは作業台の上 結局、最後まで苦しむ家族の断末魔に目を覚ます事が無かった饅頭一家に目をやる 家族揃って口角をニヘラと上げ、下膨れの顎を突き出し「ゆふ〜ゆふ〜」と惰眠を貪っている。 不愉快という文字を具現化したら多分こうなるんだろう、と思う。 「次は素体数を揃えて一気にやろう。一体一体じゃラチが明かない」 手術手袋を剥ぎ取りゴミ箱に捨てると、実験素体を繁殖させる方法を考え始めた。 ──────あとがき───── 手術シーンを生々しく書きたいなぁと 思ったんですが無理でした。 後日談はアイデアがまとまったら書きます。 作:六人 過去物 夏の庭先 町内の動物 このSSに感想をつける
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「ここがれいむたちのおうち?」 「そうよ。この小屋を使ってね。水はあの小川に。食べ物は私達が用意するから草なんか食べなくて良いわよ」 ゆくりれいむ達が通された部屋は天井が高くまるで外にいるようだった そこでこれから起こる嫌な事を彼女達は知る由も無かった 風が草木を揺らし、ザザッという音が心地良い ゆっくいれいむ達は地上での大変な実験の日々を思い出していた マスクを付けられ、何時間もルームランナーで走らされた 何か小さなカプセルを飲まされたこともあった しかし、実験室の責任者はそんな仕事から解放してくれた 「もっと簡単な仕事にしてあげるわ。お家も食事も用意してあげる。もちろん、あなたが大好きなあのゆくりまりさも連れて」 部屋に小屋や以外にもう一つ、小さな建物があった れいむたちが住んでいる小屋と違って木造ではなく白い壁と白い屋根、正方形のした住みにくそうな場所だ 「統計上の数字のお部屋」と可愛らしい文字で書かれた部屋の前から 八意永琳は出てくる ここはゆっくりたちの労働力として有効か否かを調べる施設 ゆっくりたちは地上の実験室で比較的従順であるとここに連れて来られる 「鈴仙、私は準備をするから、あなたは説明用のゆっくりを持ってきてちょうだい」 外にいる従者、助手、部下である鈴仙にそれを伝えると、永琳はさっさと部屋に戻ってしまう 「さ、みんな、やってもらうお仕事を説明するわね」 ゆっくりれいむ達は仕事をしないと餌がもらえないことを知っている それで餓死してきた仲間も多い だが、それは怠惰であったための罰だとゆっくりれいむたちは思っていた 働けば餌は手に入る。森にいた頃よりも確実に。そして理不尽な暴力を振るう人間もいない 目の前で笑っているおねーさんは人間だったが、優しかった 「私についてきて」 永琳の説明は簡単だった まず、仕事はレバーを操作するだけの簡単なもの 悪い事をしたゆっくりを苦しめて悪い事を白状させれば良いのだ しかも直接手を下す必要など無いレバーの操作をすれば良いだけだ 罪を自白したらならすぐにおねーさん達が罪人のゆっくりを連れて行く 絶対に家族に危害は加えさせないし、罪を自白したゆっくりは軽い罰を受けるだけで済む れいむたちはおねーさんの指示に従っていれば良いだけ。もし嫌なら拒否してよい 仕事をしなくても最低限の餌は支給する。仕事をすればそれだけ餌のグレードも上がる ただし、餌のグレードは仕事の結果に影響されない。罪を自白させてもグレードは上がらない 「仕事をする」これが唯一のグレードを上げる方法、そう説明された 「さて、そろそろ容疑をかけられたゆっくりが来るわ」 白い正方形の箱の中には人間が入れそうなぐらいの透明の箱とレバーとイスが置いてあった イスはどうやらおねーさん専用のものらしい 「そのまえに・・・おかーさんれいむにはレバーを操作してもらおうかしら、舌で押すの、前に倒してみて」 母りむは言われたようにレバーを倒していく しかし、レバーは最後まで倒れず、真ん中でと待てしまう 「もう少し力を強めてみて」 グッと舌に力をこめるとレバーは次第に進んでいく、そしてレバーは一番奥まで倒れた 「要領は分かったわね。じゃあ、最初は私がやってみるわね」 しばらくすると鈴仙がゆっくりまりさを持ってきて箱の中へ入れる そして、鈴仙はイスに座る 透明な箱の中ではゆっくりまりさが騒いでいる。その声はスピーカーによって白い部屋の中でも聞こえる 「まりさ、わるくないよ。まりさなにもしてないよ」 鈴仙がマイクで透明な箱のまりさに話しかける 「あなたはみんなの餌を一人占めにしましたね」 「まりさじゃないよ」 ゆっくりまりさは首を、いや身体を横に振る 「上げてください」 鈴仙がそういうと永琳はレバーを少し前にやる 「ゆっ?なにこれ?ゆ?ゆ?」 まだ痛みは無いらしく、今まで感じた事の無い感覚にまりさは不思議そうにしている 「もう一度聞きます。あなたはみんなの餌を一人占めにしましたね」 「まりさじゃないよ。さっきからいってるでしょ。ゆっくりりかいしてね」 「上げてください」 また永琳はレバーを少し前にやる 「ゆぅ!!い゛だい゛!!い゛だい゛!!い゛だい゛!!」 急にゆっくりまりさが痛がりだす。それまで黙ってみていたゆっくりれいむ達も心配になって永琳に言う 「やめてあげて。いたがってるよ」 「あら、あなた達は餌を独占されても怒らないの?この子のいたケージではこの子が一人占めしちゃったせいで赤ちゃんが何匹か死んじゃったのよ」 「ゆ・・・それはまりさがわるいよ!!」「ゆっくりしね!!」「ゆっくりいたがっていってね!!」 鈴仙は同じ質問を繰り返し、自白と謝罪が無ければレバーの操作を命じた 永琳はそれに従いレバーを倒していく。半分まで上げたあたりでようやくゆっくりまりさは自白と謝罪をした その頃には何度か餡子を吐き出し、皮は所々切れ、帽子はボロボロになっていた 鈴仙によって透明の箱から出されるとすぐに白い部屋から連れ出された それまで無表情でレバーを操作していた永琳は急に笑顔になって 「こういう具合にお願いね」とれいむたちにお願いした ゆっくりれいむ達を白い部屋から出す 「あと、お願いがあるのよ。誰がお仕事してくれたかわかるように皆にバッチを付けさせて欲しいの」 永琳はポケットから綺麗な色のバッチを取り出す 「うわー、きれー」「くれるの?」「ゆっくりつけてね!!」 れいむ達は大喜びだ 「好きな色を選んで。ただし、同じ色はダメよ。あと取り合いの喧嘩もダメよ」 わいわいとれいむ達がバッチを選ぶ 永琳はそれをノートに書き写していく ゆっくりれいむ:黄色(ナンバー1 ゆっくりれいむ:白色(ナンバー2 ゆっくりまりさ:赤色(ナンバー3 ゆっくりまりさ:青色(ナンバー4 ゆっくりアリス:緑色(ナンバー5 ゆっくりパチュリー:黄緑色(ナンバー6 「じゃあ、バッチを付けてあげるわね」 帽子やリボン、ヘアバンドにバッチを付けていく 「うん、かわいい。じゃあ、お食事にしましょうか、すぐに用意させるわね」 その日はたくさんのご飯が食べられた 「ねぇ、鈴仙、あなた軍にいた頃に尋問とかはした?」 「いえ、そういうのは・・・」 「・・・あなたの能力なら凄く適していると思うんだけど」 赤い瞳を覗き込む、何の力も発動していなくても魅入られてしまいそうな深い赤の瞳 その瞳は困ったように、永琳の眼差しから逃れる 「もし、私がしろと言えば、あなたはどれ位の事をしてくれるのかしら。そうね私が望めば同胞を殺してくれるかしら?」 「そ、それは・・・」 逃亡した兵士が黙り込む 「そうね・・・ごめんなさい。この話はここでおしまい!」 "私だって従者だからって理由で殺したわけじゃない" 「と、ところで今回の実験は人間での実験結果の資料があるんですよね。見せてくださいよ」 「外の世界のものだけれど、ミルグラム実験、アイヒマン実験と言うのよ」 ここでの生活が始まってから三日たった 未だに仕事は来ない。餌のグレードは高いままだった ふいに部屋のドアが開く、永琳はしっかりとゆっくりまりさを掴んでいる 「みんな、今日からお仕事よ。誰がするかゆっくり決めてね」 先に永琳は白い部屋に入っていく 白い部屋に入れるのも仕事をする一匹だけ 白い部屋の外には鈴仙が待機している 「むきゅん、たいりょくのいらないしごとならまえまでめいわくをかけてたわたしがいくわ」 その日はゆっくりパチュリーがやる事になった レバーを操作するだけの簡単な仕事 相手は苦しむが悪い事をした悪いゆっくりだ 何も自分は悪い事をしていない 目の前で悲鳴を上げるゆっくりまりさ 自分は悪くないと言い聞かせるゆっくりパチュリー 「上げなさい・・・どうしたの、上げなさい」 レバーを動かす舌がいつの間にか止まっていた 「お仕事はもう辞めにする?いいわよ。お仕事してくれたから餌のグレードは上がるわ」 「・・・」 ゆっくりパチュリーは無言だ 「別にこのゆっくりまりさが痛がろうと死のうと、あなたの責任ではないわ。私以外、あなたの所業を見ていないし、 私は公表しない。そのゆっくりまりさだって口封じをして外に出す。もし、不安ならあなたの納得する方法を処置するわ 無論、誰かに告げ口なんてしないわ・・・あぁ、もしかしてレバーが重たいかしら?それなら今すぐに調節するわよ」 永琳はドライバーを取り出す 「ほんとに、パチュリーのせいじゃない?」 「ええ、この子は罪人よ。裁かれる者が悪いのであって、裁く者が悪い道理は無いわ」 レバーが前に倒される 「続けるのね。じゃ、よろしくお願い」 ゆっくりまりさが罪を告白し謝罪をする頃にはレバーは4分の3まで倒れていた 多少ボロボロにはなっていたが、息もある。たぶん治療をすれば完治する 透明の箱から出されるとすぐに口に白いテープを張られ喋れなくされ さらに少し小さめの箱に入れられる 「口止め対策だけど、まだ何か必要?」 「ううん、ゆっくりなおしてあげてね」 「ええ、この子は謝罪したんですもの」 仕事が終わる。今まで食べていた餌よりも良い餌が来る 皆はパチュリーを褒め称えた パチュリーも皆に恩返しができてとても嬉しかった きっとあのゆっくりまりさも今頃はベッドでゆっくり寝ている頃だろう 「ああ、てゐ、もう上がりかしら?」 永琳はちょうど地上に上がるエレベーターの前にいたてゐを捕まえる 「このゴミを地上に持っていけば終わりだよ」 「じゃあ、コレもお願い」 ゆっくりパチュリーは少し心配していた自分のやった事が本当に誰にも告げ口されてないか おねーさんは信頼できるけど、あのゆっくりまりさは・・・ しかし、心配は徒労に終わる。あのゆっくりまりさはその日のうちに焼却炉に投げ込まれた お仕事は続く 変化が現れたのは全員が二回ほどお仕事をやった後だった 自分達から言わなければ自分達の所業は仲間の知る所ではない しかし、ゆっくりパチュリーはよく他のゆっくりに仕事の結果を聞くようになった どこまでレバーを押し込んだか、どこまで相手を苦しめたか おねーさんは決して教えてくれない。だからみんなに聞いた 「ゆ、こたえたくなよ」 「むきゅー、おしえてよ。おしえてよ」 誰もパチュリーと口を利かなくなった それからパチュリーは誰よりも勤勉に仕事をするようになった ゆっくりたちは最初の取り決めで一週間の内の六日を交代でまわし 最後の一日の仕事はしないと決めていた しかし、休みの日にもパチュリーは仕事をした それだけじゃない。何かと理由をつけて仕事をサボりたがっていた青色バッチのまりさに代わってパチュリーは仕事をしだす みんなは心配になり、青色バッチのまりさに働くよう言うが 「パチュリーはやりたいっていったんだよ。まりさはわるくないよ」と悪態をつかれる始末 パチュリーの方も仕事をしたいの一点張りで、れいむ達を困らせた ある日、事件が起こる 黄色バッチのゆっくりれいむは焦っている 4分の3までレバーを倒しても、目の前にいるゆっくりアリスは罪の告白も謝罪もしない 「あなたがゆっくりまりさを強姦し、殺したのね」 「ぢがうよ!!ぢがう!!アリスはだだゆっぐりぎぎぎぎ!!!」 「上げなさい」 これ以上レバーを上げればどうなるか、ゆっくりれいむも分かっていた 人一倍、ゆっくり一倍優しい黄色バッチのゆっくりれいむは仕事の中止を求めた お仕事は初めて中断された 「ええ、良いわよ。これでお仕事を終わりにするわ。餌のグレードは維持するから心配しないで」 黄色れいむは退室する。それ以来、黄色れいむはお仕事の相手に優しく接した そして、危なくなったと自分で判断したらすぐにお仕事を中断した 4週間目辺りで明らかに連れてこられるゆっくりたちに変化があった 罪を認めないのゆっくりが増えてきた。たまたま優しい黄色えいむや緑色アリスに当たっているだけだ 次にお仕事をやるのは責任感の強い赤色まりさだ まりさはレバーを操作し続けた 5分の4押し込んだが、自白も謝罪もしないゆっくりれいむに苛立っていた 「餌を盗んだのはあなたね」 「ぢがう゛よ゛ぉぉぉぉ!!!」 「上げなさい、どうしたの?上げなさい」 赤色まりさも理解した。これ以上倒せば確実にゆっくりれいむは死ぬ でも、お仕事は続けなくてはいけない 「やめる?」 その言葉を無視し、レバーを押し込んだ 「ゆぎゅうううううううううううううう!!!!!!」 物凄い悲鳴と吐き出される大量の餡子、皮は一部が黒くこげ、眼球は飛び出している 悲鳴がやむと、ゆっくりれいむはパタリと倒れる 「そこまでね。お仕事は終わりよ。退室してちょうだい」 「ゆ?でも、このこみとめてないしあやまってないよ」 「分からないの?死んだわ。お仕事は終わりよ。退室して良いわ」 「ゆゆ!!」 「別に何か負い目を感じることは無いわ。私に従っただけですもの」 「う、うん」 赤色まりさはなんだか褒められている気分だった 自分はおねーさんの指示通りできた。自分を誇らしく感じた お仕事は続く 次第にやる気のあるゆっくりとないゆっくりに別れてくる あるのはゆっくりれいむニ匹と赤色まりさ、黄緑色パチュリーだった ないのは青色まりさと緑色アリス 特に青色まりさはパチュリーが代わってくれてから全くお仕事をしなくなった 「まりさ、おしごとやってよ!!」 とうとう責任感のある赤色まりさが怒る 「いやだよ。まりさ、ゆっくりしてるもん。パチュリーがかわりにやるよ」 青色まりさがピョンピョン跳ねて、小さな木の裏に隠れる 赤色まりさはとうとう頭に来たらしく激しく青色まりさを罵倒する 「ろくでなし、くず、まぬけ、のうなし、ごくつぶし、むのう、かす、ごみ」 罵詈雑言の雨を浴びせても青色まりさはケロッとしている 「ゆっくりむだぼねおっていってね!!」 舌をビロンと出して挑発する青色まりさ 「むきゅー、まりさ、もういいじゃない」 「でも、パチュリー、あいつはおしごとしてないんだよ」 「おねーさんにいえばいいわ。それにわたしがかわりにおしごとするのはいっこうにかまわないもの」 「ゆ、パチュリーがそういうならいいけど・・・」 パチュリーにとっては大好きな仕事の時間が減ってしまうのが大問題だった それに比べれば何もせずにのうのうと美味い飯を食っているゆっくりまりさなどどうでも良い存在だった 永琳がカゴいっぱいの野菜や果物を持ってくる みんなそこに集まるが、今日は少し様子が変だった 青色まりさだけが寄ってくるが、あとは誰も来ない 気になって永琳は小屋まで行き尋ねる 「どうしたのかしら?食欲ないの?」 「ちがうよ。おねーさん、ゆっくりおはなしきいて」 「ええ、勿論。ゆっくり聞くわね」 小屋の中にカゴを置く、そこに青色まりさが走ってくる キッと赤色まりさは睨むが、おかまいなしに青色まりさは果物を食べ始める 「あ、ちょっと、こら、あなた、まだみんな食べ始めてないのよ!」 青色まりさは口にほうばれるだけの果物を含むと、すぐに逃げ出した 「・・・お話はあの子の事ね。さ、聞くわ。心配しないで果物だけ後で別に届けさせるから」 「あのまりさはね。おしごとをしてくれないんだよ」 サボり癖のあるゆっくりまりさ、従順なゆっくりを集めたつもりだったが サボれる手段が見つかれば、これか。永琳は頭を痛める しかし、対処方法は簡単だ。サボり癖のついたゆっくりなどこの実験室の実験対象としては価値がない 「分かったわ。あの子には別の部屋に行ってもらう。それでいいわね?」 今まで罰を与えてきたゆっくり達はすぐに思いつく たぶん、ここと同じような場所に連れられていって、あの透明な箱に入れられるんだ 赤色まりさは仕方ないと思ったが、黄色れいむが反対する 「そ、そんなことしなくていいよ。ゆっくりかんがえてね。おねーさんがちょっとちゅういするだけでいいよ!!」 「れいむ、だめだよ。あいつはそんなことしてもむだだよ」 「むきゅん、れいむ、ゆっくりかんがえてね。あのこがじぶんからおしごとをしたことなんてないでしょ」 「パチュリーたちのいうとおりよ。れいむ、もうだめなのよ」 ただ一匹だけ緑色アリスだけが関係ないとばかりにそっぽ向いていた 「黄色のれいむ。よく聞いて、あの子はこれまで地上でがんばってきたし、ここでも数回はお仕事をやったわ だから、あの透明な箱に入れるなんて絶対にしない。別の部屋であの子に合う仕事をしてもらうだけよ 大丈夫よ。心配しないで、私が今まで嘘を言ったことがあるかしら?」 黄色れいむは納得したのか、頷いた そして青色まりさは連れて行かれる 行き先は「怖い化け物のいる部屋」だ。懲罰にはちょうどいい あのサボりのまりさが必死で逃げるところも見てみたい サボっている奴は追放できる 次に目を付けられたのは緑色アリスだった 黄色れいむも積極的に注意しなくなった 新しい部屋でアリスに合った仕事を見つければ良い、そう思ったからだ 「ありす、なにかしたいことある?」 「とかいはのありすは、もっとクリエイティブでビッグなしごとがしたいわ」 「ゆー?いなかもののれいむにはわからないけど、すごそうだね。おねーさんにそうだんしてみようよ」 みんなで話し合って、アリスは出て行くことになった 四匹でお仕事をがんばった 少し大変だったけど、立派にお仕事をやり遂げた 「ああ、師匠、これ実験の結果です」 :黄色れいむ 優しいからか実験中断率が高い レバーもゆっくり上げていく傾向があり、実験後は被験体を労わる傾向にある 罪に対しては全体的に寛容で、言動も罪人を慰めるものが目立つ 仕事は好いても嫌ってもいないようで、どちらかというと生きる手段ではなく 罪人となったゆっくりたちを更正させるために参加しているようである 仕事と自分の使命を混同しているため服従の度合いは低いと考えられるが 労働態度は至ってまじめなため、目的を与えてやれば労働力として使用に耐えうる 白色れいむ 基本は優しいが、実験の中断率はそれほど低くない レバー操作に緩急をつけて器用に締め上げている。レバーを戻すというアイデアに行き着いたのはこの子とパチュリーだけ 罪に対してはあまり関心が無く、言動は淡々と作業をこなしている様子 仕事は好いているようで、餌を得る手段とキチンと認識している 罪人の更正には興味が無く、自白、謝罪と言った結果に拘る傾向がある 仕事に拘りを感じてるようで、結果に拘る 被験体の生死と自白謝罪の結果を天秤にかけることに苦悩しているようですが 強く指示をすればそれに従います。労働態度は至ってまじめで服従の度合いも高いです 労働力として十二分に期待できます 赤色まりさ 責任感があり、実験の中断率はかなり低い レバー操作が乱雑で、不器用だ 罪に対しては罰せられるべきと明確な正義感を示し、被験体に対し恫喝するような言動が見られる 仕事に義務感を感じているようで、やるべき事とキチンと理解している 罪人の更正に興味があるようで、しばしば連れ出された青色まりさの事も気にかけていた 被験体の生死にはあまり興味が無いようで、死亡した場合でも何か罪の意識を感じている様子はありません むしろ、命令通りにレバーを操作できた自分を誇っているようでした リーダーとしての適正があり、下の者に注意を促す事もできるでしょうが 少々頑固で、高圧的な所があります。大規模なグループのリーダーには向かないでしょう 労働力としてはそれなりに期待できます 青色まりさ 実験中止、ストレス耐性実験に関する部屋へ移送 のちに共食いゆっくりれいむによって捕食され死亡 詳細はストレス耐性実験の資料の項目46番で 緑色アリス 実験中止、焼却処分 黄緑色パチュリー 予想では本来自分より遥かに寿命の長い種のゆっくりの生命の決定権を握っているという興奮からか 実験中止を申し出た事は一度も無い。レバー操作は繊細で戻しては上げるという拷問に近いやり方を一番に習得する 今回の形式の仕事にだけ特別に興味があるようで、ゴミ拾いなどのお願いは聞いてくれなかった 被験体の生死に非常興味があるらしく。寿命や生命に関する質問を良く受ける 労働力としては無価値に等しいが、別の実験で使えそうなので保留 追加)加虐性の性癖の疑い、別実験室にて調査決定 「ふんふん・・・、いい結果ね。パチュリーを回収して、あとはガス処分で良いわ」 「せっかく、あんなに育ったのにですか?」 「どうせ、外に出せないし。他の実験も必要だしね」 あの子達の頑張りなど、所詮無意味なのだ 虚しい気持ちでコントロール室に移動する鈴仙 自分の報告書を受け取ってくれた永琳の笑顔を思い出す 自分は幸せ者だ。あの人のためなら ガス注入、5分前です 作業員は直ちに退去してください またお仕事が始まるのかな? れいむたちは三匹になってしまったが、お仕事をがんばろうと声を掛け合った ~あとがき~ そろそろ「歌うのをやめないで」とかのギャグものを書きたいです 四日ぶりにオナニーをしたら、凄く出た気がします。何かの実験に使えないか永琳に聞いてみます そんな今日は7月21日(0721)→オナニーの日です by118 このSSに感想を付ける
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赤き獅子の帰還 新魔法威力実験 結論 アイススパイクは威力が 87.5であった 実験準備 魔法についての「おおきくなりません計算式」計算式によれば 基礎攻撃力 = 固定値 + XdY A = 1+3/32(INT+β-12)-(属性耐性) 魔法ダメージ ≒ MR半減 x 基礎攻撃力 x A 対象がPCの場合、MRはダメージ半減確率。MR100以上なら常に半減 INT+β=44 とすると A=4となり計算がとても楽初期INTボーナスによる追加魔法ダメージはMRの計算の際に落ちる MR101以上のPC相手ならば、ダメージは基礎攻撃力のちょうど2倍となる MR101以上のPC相手ならば、クリティカルは基礎攻撃力のちょうど3倍となる 旧魔法基礎攻撃力はおおきくなりませんより引用 従って、以下のキャラクターで実験を行った。 攻撃側: INT+β=44のWIZ (初期INT18) 守備側: MR101のConDE アイススパイク実験 守備側のダメージ121例 176 182 182 237 170 198 172 172 176 158 261 176 285 182 184 148 178 261 190 186 168 270 176 180 178 249 172 168 190 156 188 172 204 182 174 158 166 182 180 267 160 276 192 178 288 154 255 172 270 170 170 174 188 182 186 240 174 164 184 166 255 237 184 176 184 258 186 162 160 186 156 172 164 200 186 190 148 170 186 172 178 172 258 162 178 176 190 237 270 180 282 166 270 176 182 246 186 166 176 172 170 166 264 160 200 162 176 158 168 174 261 196 279 168 158 174 188 164 168 172 182 以上のダメージのうち220以上をクリティカルとみなしたところ、 220以下は全て2の倍数、220以上は全て3の倍数となったので、分別は妥当と考えた。 この結果を元にアイススパイクの威力を求めると以下のようになった。 試行数 平均値 標準偏差 最小値 最大値 攻撃力 121 87.47 5.590 74 102 アイススパイクはサンバーストと同程度の威力を持つ魔法と分かった。 アイススパイクはサンバーストよりMP消費こそ大きいものの、 ディレイが短く(要調査)射程も長い(要調査)優秀な魔法であった。 高レベル単体魔法比較 旧 新 コーンオブコールド 57.5 62 コールライトニング 62.5 62.5 イラプション 60 79 サンバースト 88 88 アイススパイク - 87.5 参考文献 おおきくなりません 魔法ダメージの算出 ステータス再分配以後 魔法ダメージの算出 その8 高Lv単体魔法 コメント 名前 コメント
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※東方キャラが出ます嫌いな方はご注意ください。 ■禁断★実験 場所:河童★技術開発室 「うーーーーーーーん」 青いワンピースを着た一人の少女が、作業机の前で椅子に座り込み腕を組んで、 うなり声をあげながら・・・・悩んでいた。 「なーんかいい方法ないかなー」 服と同色の髪をツインテールにまとめた河童の少女-河城にとり-は 眉間に深いシワを作り軽く呟く。 「どこから、生体実験の素体を持って来よう・・・」 エンジニアである彼女の目下の開発テーマは『機械による生体コントロール』 つまり、ラジコンの様にボタンで生物の動きをコントロールすることだった。 (ちなみに、このテーマは香霖堂で入手した外界のSF漫画から得た) 早速、永遠亭から生命に関する文献を片っ端から借りて読み 生物が体のコントロールに微弱な電流を使用している事を知り その電流を制御できれば、挙動も制御できるのではないか?と、仮説を立てた。 そして開発の次のステップに進もうと思った矢先 思いがけない壁にぶち当たった。仮説を証明する実験ができない・・・・ 機械実験だったら失敗しても、直せばすむ話だが 生命の場合失敗したら死ぬ。まして実験は1度や2度で終わるものでは無い 膨大な数の生命が犠牲になるだろう。 しかし、にとりにとって死に対する感傷や犠牲数は問題になら無い。 そんな事は彼女にとっては瑣末な問題だ。発明に失敗は付物だと割り切っている。 本当の問題は、近場の生命を大量に実験に使おう物なら 周辺の妖怪や上司の天狗から、即刻クレームが飛んでくる事だった。 にとりは、作業机の上に突っ伏し解決策を探し続けた 「山に居るカラスを使えれば良いんだけど、そんな事したら天狗に殺されちゃうだろうしなー」 と言うか、天狗が使役する生物全てにこの論法は あてはまるので山にいる動物に関しては、初手から詰んでいた。 「永遠亭からウサギでも分けてもらおうかなー、えーりんを何とか説得できれば・・・」 かなり可能性の薄い案だった。 「虫で実験するしかないかなぁ。でもリグルが騒ぎそうだなぁ。それに虫じゃつまんないしなぁ」 もとより虫を素体にしたいとは思ってなかった 「そこそこ知性があって、かつ犠牲が多くても周りが騒がない生物なんて・・・・」 にとりの頭脳に電流が走る・・!!! 「ああ!!いるじゃん!!条件をクリアする素体!!」 転がる様な勢いで部屋を飛び出していった。 場面変わって山 にとりはリュックサックを背負って歩いていた 「えーっと、多分ここら辺に巣穴があると思うんだけど・・・・」 キョロキョロと辺りを見回す。 倒れた巨木の下に不自然に木の枝や葉が積み重なった箇所がすぐに見つかった。 「あ、みーっけ、でわ捕獲作戦開始〜」 その声はとても楽しそうな物だった 一方、ゆっくり一家の巣穴 「ゆゆ、きょうはおねーちゃんれいむのおたんじょうびだよ。みんなでおうたをうたってゆっくりするよ!!」 「まりさがゆっくりできるごはんをたくさんとってきたから、みんなでゆっくりすごすよ!!」 「「「「ゆっくりー!!!」」」」 母れいむと父まりさの呼びかけに満面の笑みで答える子供達 今日は姉れいむの誕生日、家族と一緒に心行くまでゆっくりできる日だ。 当事者の姉れいむはお祝いの言葉とプレゼントを一身に受け「しあわせ〜」と心底思っていた。 今この瞬間までは・・・ 「はーい!!取り込み中ごめんよ!!みんなちゅーもーく」 突如、巣穴入り口のカモフラージュが蹴り飛ばされ 河城にとりが参上した 「ゆゆゆゆゆ!!!!おねーさんだれ!!」 「シャッタップ!!フリーズ!!河童印★捕獲ネットはっしゃー!!」 あまりの急展開に理解がまるで追いつかない一家は「ゆーゆー」鳴いてパニック状態。 そんなゆっくり達にワイヤーで編まれたネットが降りかかる。 「ゆゆ!!なにこれ、ぜんぜんゆっくりできないよ!!」 「ここはまりさたちのゆっくりプレイスだよ、にんげんはさっさとかえってね」 「「「「「こんなの、ゆっくりできないー」」」」 「あーうるさい、はい電流スイッチON」 「「「ゆベベベベッブギャ!!!!」」」 抗議の声には耳を貸さず、にとりが手に持ったリモコンスイッチを押すことにより 金属でできた網に電流が走り家族全員に凄まじい衝撃が行き渡る。 「はい終了ー、れいむ種が母、姉、妹。まりさ種が父、妹で5匹かな? まあ、初回だしこれで良しとするか」 痙攣してピクピクしているゆっくり達を確認する 「でいぶの・・でいぶのこどもがぁぁぁぁぁ」 「ゆっゆっ・・・ばがなにんげんはっざっざとじね!!」 体の大きな親ゆっくり達は電撃に耐え意識がまだ残っているようで 憤怒の表情でにとりを睨み付け、消え入りそうな声で叫んでいた。 「おや、まだ意識あるんだ。結構頑丈だね」 ちょっと困った表情になったにとりはリュックから 河童印★スタンガンを取り出し、親ゆっくりに押し付け 「な・・・なにずるの?」 「ゆっくりしていってね♪」 「「ゆぎゃん!!」」 残っていた意識を奪い去った。 再び河童★技術開発室 作業机の上にゆっくり一家が個別に押し込まれた透明な箱が5個並べられていた。 家族はまだ気絶状態から回復しておらず傍目には幸せそうに寝ているようにも見える。 〜♪〜♪〜♪〜♪ 部屋奥の洗面所で河童の少女は、鼻歌交じりで手を洗い手術用手袋を慣れた手つきで装着した 「さて、どいつで実験しようかな。妹×2は体力的に耐えられない可能性があるし 親は繁殖用に残しておきたいな・・まずは、姉れいむでやってみますか。」 にとりは好奇心が抑えられない表情で実験用の素体=姉れいむが入った透明な箱を手に取った。 傍らにはカラフルなコードが延びている細長い針が10本以上用意され、コードの先には幻想卿では ここでしか見られないような用途不明な機械に繋がっている。その横にはゆっくり用の簡易手術台。 他にも手術用のメスやクーパー、剃毛用のバリカン、点滴パックに入ったオレンジジュース等が揃っていた。 「まずは頭皮を剥がさなきゃね♪髪の毛は剃らないと。バリカンで・・・」 箱から取り出した眠っている姉れいむを左手に持ち、 右手のバリカンでおもむろに後ろ髪を剃り始める ブゥーーーーーーン 「ゆゆ・・・なんだかあたまがさむいよ」 不意な振動に半分寝ぼけて姉れいむは目を覚ます 「あ、起きちゃった。もうちょっとだからゆっくりしててね」 「ゆゆ、おねーさんだれ!?ここどこ?れいむのおうちは!?」 「はいはい、いいからゆっくりしててね」 「ぜんぜんゆっくりできないよ!!」 にとりの左手の中でジタバタと暴れだす姉れいむ 体の大きさはソフトボールぐらいだろうか、少女の手に余る大きさとは言え 柔らかい饅頭皮をしっかり掴まれれば早々抜け出せる物ではなかった。 「はい、もういいよ。箱におもどり」 「ゆべ!!」 急に体を抑える力が弱まりれいむは勢いあまって顔から箱の中に落下した。 狭い箱の中で顔の痛みに耐えつつ体勢を立て直し必死に何が起きたのか確認する。 ついさっきまで両親と妹達が祝ってくれたゆっくりできる家では無く 見た事も無いものばかりの変な部屋で自分は小さな箱に閉じ込められている。 餡子脳ながら姉れいむは直感で理解した。「ここはゆっくりできない」と。 泣き出したい衝動を必死に堪えて周囲の確認を続ける。 ふと目の前に黒い塊がある事に気が付いた 「ゆ・・・かみのけさん・・?があるよ?なんで?だれの?」 困惑。混乱。恐怖。不安。あせり。ゆっくりできない。混在した表情で呟く 「あーそれね君の後ろ髪だよ。悪いけど後頭部全部刈り上げたから」 「ゆっ!!うそだよ!!おねーさんなにいってるの!!れいむのかみのけさんはちゃんと・・・・」 にとりの軽い一言を必死に否定しようと、れいむは体を曲げて髪を振るしぐさ(屈伸運動っぽい)を繰り返す。 しかし、後頭部に何時もの重みや感覚がまるで無い。あるのは饅頭皮に直に触れる空気の冷たさだけだった。 「ん〜『ちゃんと』何かな〜れいむちゃ〜ん?おねーさんは嘘つかないよ〜何なら鏡見る?」 「うそだ!!うぞだよ!!でいぶのぉぉぉ!!でいぶのがみざんんん!!うぞだぁぁぁぁぁ」 姉れいむは真っ青な顔色で見開いた目から滝の様な涙を流し、事実を認めようとせずに絶叫した。 彼女にとって母れいむ譲りの綺麗な黒髪は自慢だった。父まりさがいつも褒めてくれるのが嬉しくてしょうがなかった 妹達が羨ましがってくれた自分の髪の毛が・・・前髪と頭頂部のリボン部分を残して後頭部はツルッパゲと言う 珍妙で不気味な姿になってしまった。 「ああ、もう煩いな。いいじゃん前髪残ってるしリボンも残してあげてるんだからさ」 「ゆあああぁぁぁぁんんん!!」 姉れいむは顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながら泣き続けた。 ゆっくりの髪の毛は某戦闘民族のように生まれてから伸縮する事は無い。 従って一度切ってしまった髪は二度と生えてこないのである。 髪を失う事は女性的な感性が強いゆっくりにとって帽子を無くすほどでは無いにしろ相当ショックの強い事だった。 「ゆゆ・・うるさいよ。れいむはねてるんだからゆっくりしずかにしてね・・」 「・・・うるさくてまりさがゆっくりできないよ・・・ゆっくりしてね」 「「ゆ〜うりゅしゃいよ〜」」 と、姉れいむの悲痛な叫び声で今まで気絶していた残りの家族が気づき始めた。 しかし、河童印★透明箱は密閉すると遮音性能が結構高いので姉れいむの絶叫もそれ程箱の中には響かない。 所詮ゆっくり、遠くに聞こえる家族の絶叫よりも三大欲求を選択しているようでなかなか起きそうに無かった。 「あららら、ご両親ともまた寝ちゃったけどいいの?」 「おきゃーさぁぁん!!おとーさぁぁぁん!!ゆっくりしないでおきてね!!れいむをはやくたすけてね!!」 「はいはい、煩いよ。時間も押してるし巻きで行くよ。ゆっくり黙って動かないでね」 「ゆぎゃぁぁぁ!!!!はなじでね!!ゆっぐりでいぶをはなじでね!!」 にとりは再び暴れる姉れいむを透明の箱から取り出し、傍らの簡易手術台に乗せ手早く皮ベルトを体に巻き付け 結束部が頭頂に来るようにがっちりと台に固定した。これでもう身動きは全くできない。 当初にとりは暴れるゆっくりを見て「動くとめんどくさいから低部を焼こうかな?」とも思ったが 実験中に『運動に関する影響箇所』を見つけてしまった場合、正確な実験計測が難しくなると考え なるべく健常体で実験を行うことにした。ちなみに煩いから「口を潰そうか?」とも思ったが 同様の理由で却下した。 一方、姉れいむにとって目の前に居る河童の少女は恐怖の対象でしかない。 何故こんなゆっくりできないことになってしまったのか? 何で家族は自分の事を助けてくれないのか? 自分をゆっくりさせないこのおねーさんは誰なのか? 様々な考えが餡子脳の中を回ったが結局行き着いた先は漠然とした『恐怖』でしかなかった。 そんな事お構いなしに、にとりはテキパキと実験の準備を進める 手術台を自分の手前に寄せ180度回転させて姉れいむの後頭部が目の前にくる配置にセットする ちなみに、姉れいむの目線の先にはぐっすり眠る家族が良く見える。 「おぎゃぁぁぁさーーーん!!はやくおぎでよぉぉぉ!!でいぶがゆっぐりでぎないよぉぉぉ!!」 真っ青の顔で涙を流しながら必死にジタバタと体を動かそうとする姉れいむは 助けの希望を求めて振り絞るように必死の呼びかけを繰り返すが家族が起きる気配は一切無かった。 後ろからガチャガチャと何か準備をしていると音と、少女の気楽な声が聞こえる 「そろそろ諦めなよ。これでも挿せばちょっとはゆっくりできると思うよー」 「ゆびっ!!」 にとりは半狂乱の姉れいむに細い針を一本突き刺した。 その先にはオレンジジュース点滴パックが付いており、ポタポタと内容物が垂れ流れ始める。 「ゆふ〜・・・なんだかからだがゆっくりしてきたよ〜」 姉れいむはさっきまでのパニックはどこへやら、目を細め、口はだらしなく半開き、 下膨れな顎を突き出し、温泉にでも浸かっていい気分になっているような表情になっていた。 手術用具をセットし終えたにとりはその豹変ぶりを見てちょっと呆れた顔をする。 「本当にゆっくりっていい加減な生物だな・・・ ま、何はともあれ準備完了。メーンイベントに入りますか」 にとりの右手に構えたメスがライトに当たってキラリと反射した。 ご満悦の表情でゆっくりしている姉れいむの後頭部に狙いを定める。 「ゆっくり覚悟を決めてね♪」 「ゆふぅ〜おねーさんなにをいってるの、のぉぉぉぉぉぉおぉおおお!!!!!」 にとりの迷いの無いメスが姉れいむの後頭部に突き刺さり、そのまま底部に向かって 縦一筋の切れ目を入れた。再び絶叫が始まる。 「ゆぐぐぐぐぅぅあギャyギャギャギャlkjlkjfdlsjgalk!!!!!!!!」 30秒前まで細めていた目を今度は眼球が飛び出さんばかりに見開き、 限界まで開いた口から言葉にならない絶叫が部屋中に響き渡る。まさに天国から地獄へまっ逆さまだった。 しかし、にとりの手は止まらない。すかさずメスを置きクーパーで切れ目を強引に開き、そのまま固定する。 ミチィ・・・ 「っっっっっっ!!!!!!????????」 クーパーが饅頭皮にできた切れ目を強引に左右に押し開いた分上下に少し裂け目が入った。 饅頭皮にできた隙間から見える姉れいむの餡子は若いだけに小豆に瑞々しさがあり、濡れた様に黒く光っている。 持ち主の姉れいむは痛みのショックで最早言葉が出ていなかったが。 「ふふふ、これはいい餡子だ。貴様は最高の木偶になるぞ・・・」 河童の少女はノリノリで再び獲物をメスに持ち替え、筋肉に当たる外餡子にも切れ目を入れ ゆっくりの中央部に存在する中枢餡を目指す。 「ゆぎゅぎゅぎゅぎゅくうううぅぅぅぎゃがや!!!! ゆっぐゆっぐやべでね!!でいぶのあんござんをかぎばわすのやべでね!!」 凄まじい激痛の中で見開いた目から涙、引きつった口からは涎をダラダラ垂らしながら 姉れいむは必死に懇願した。にとりは慎重にメスを扱いながら軽く答える。 「大丈夫致命傷になるような事はしないよ。実験結果がおかしくなるしね それにオレンジジュースの点滴をしてれば中枢餡を直接破壊しない限り大体生きてられるよ」 にとりの言う事は事実だ。 ゆっくり達にとって万能薬:オレンジジュースを点滴されていればそう簡単に死ぬ事は無い。 しかし、だからと言って痛みが無くなる訳では無い。むしろ体は健常状態を維持し続ける。 詰まる所、姉れいむは麻酔無しで頭部切開手術を受けると言う地獄の状況だった。 どこかから「ヒャア!!」と言う声が聞こえたがそれは幻聴だ。 にとりは別にゆっくりを虐待する趣味は無い。彼女にとってゆっくりは実験素体に過ぎない。 故に、今も単純に自分の実験に最適の環境をゆっくりに与えてるに過ぎない。 リボンを残してやったのは髪飾り喪失のショックで精神崩壊を防ぐ為。 麻酔を使わないのは実験結果に誤差が出るのを防ぐ為。 家族を目の前に置くのは希望を持たせ、絶望死させない為。 ただそれだけの事だった。 「・・・っと中枢餡に到達。フェーズ2に入ります。こっからは完全に未知の領域だね・・・」 「ゆーひゅー・・・ゆーひゅー・・」 姉れいむの後頭部はバックリと大きく開き、そのスキマは体の中心まで深まっており 最深部には固まった黒蜜のように艶のあるこし餡の塊がピクピクと動いている。 最早、姉れいむには言葉を発するだけの気力が無く涙を流し続ける目で すがるように家族を見つめるだけだった。 「む、体力が大分落ちてるな。点滴を増加。」 一旦メスを置いたにとりは姉れいむの体力の低下を懸念して 点滴パックから流れるオレンジジュースの量を増加に調整する。 すると若干ながら姉れいむに気力が回復してきた。 「ゆっゆっゆ・・・おがーざんだずげてね・・・れいむゆっくりできなくなっちゃうよ・・・」 しゃべれる程度には回復した体力で、目の前に安眠する家族に小さな声で呼びかけ続ける。 にとりはそれを横目に、淡々と電極針と記録用のノートを準備する。 「ゆっくりの中枢餡組織研究なんて誰もやってないからね・・・ こっからは本当に実験数こなして自力で解析しないと」 独り言を呟きながらチラリと箱の中のゆっくり一家に目をやる。 「ま、素体の件はクリアしたわけだから気楽に行きましょうか まずは適当に電極打って・・・その反応を見る!!てい!!」 プスッ 「ゆぐっ!!」 にとりは中枢餡の中心部目掛けて電極針を一本突き刺した 刺された姉れいむは一瞬ビクっと体を震わせたがそれ以上の反応は示さなかった。 「ふ〜ん、やっぱり中枢餡には痛覚神経が通ってない分痛みの追加は無いみたいだね。 静かで良いね。・・・さてこのポイントに電流を流すとどんな反応をするかなぁ?」 にとりは「待ちに待った瞬間!!」と言えるような笑顔で 通電気のスイッチをONにし、ダイアルを慎重に操作した上で極低電流を電極針に流し始める。 効果はあっさりと出た。 「ゆひゅっ!?・・・・・なんだかおなかがすごいすいてきたよ」 姉れいむがすとっきょんな声を上げ空腹を訴え始めた。 にとりは様子を眺めながら慎重に、だが徐々に電流量を増やす。 「ゆぐぐぐ!!おながずいだーーーーがばんでぎないぃぃぃぃ おねーざんばがなの!!??でいぶにはやくごばんもっでぎでぇぇぇ!!!!!」 先程とは別の意味で叫び声をあげる姉れいむ。 彼女は今強烈な飢餓感に襲われていた。感覚上では飢死寸前といった所だろうか。 にとりはさらに慎重に電流量を上げる。 「もっどゆっぐり・・・・した・・・・・ゆゆゆ???? なんだかきゅうにおなかがいっぱいになったよ????」 ゆっくり特有の遺言を言いかけた所で、今度はなぜか満腹感が襲ってきた。 姉れいむは自分の体に何が起こっているのかサッパリ分からず餡子頭に「?」を浮かべている。 にとりは冷静な瞳で姉れいむを見つめ症状の一部始終をノートに記録した。 「このポイントはいわゆる『満腹中枢』ってところかな? よしよし仮説はあってたし、いきなり分かりやすい症状も観測できた。幸先良いね」 小さくガッツポーズをする 「ゆ〜、れいむすっごくおなかいっぱいでしあわせ〜だよ〜」 「もっと電流量を上げたらどうなるんだろう?」 「ゆゆゆ、れいむのおなかがぐるじいよ・・・ぼうたべらべないよ・・・やべで・・やべで・・・」 「なるほど満腹感が異常に肥大するのか」 ゆひゅ〜ゆひゅ〜と辛く息をする姉れいむ。 実際は食事を一切取らせてないが、感覚的には口から中身をぶちまける寸前のものを味わってる 「よし、この調子で次行ってみよう」 流している電流を止め、一旦電極針を抜く 「ゆっ!!・・・????おなかがくるじいのがなおったよ???」 姉れいむの呆けた表情を無視して にとりは、サラサラと結果をノートにメモすると 次のポイントに電極針を刺し込み電流を流す。 「ゆぐぅ!!・・・・ゆぶん!!ゆぶん!!なんで?なんで!?」 「ふむ、ここは運動を司るポイントみたいだね」 姉れいむは皮ベルトで固定された体で必死に『垂直に飛び上がろうと』していた 無論、その状態で飛び上がれる訳は無い。むしろ衝撃で後頭部の傷口から餡子が流れ始めた。 「ゆぎゅ!!ゆぎゅ!!いだいよぉぉぉ!!いだいよっぉぉぉ!! なんで!?なんで!?でいぶびょんびょんじだぐないよぉぉぉ!!いだいよぉぉぉ!! あじざんゆっぐりやべでね!!ゆっぐりやべでねぇぇ!!」 頭頂の皮ベルトの止具に頭を打ち付けるような行動を繰り返す姉れいむ。当然本人の意思とは無関係だ。 詳細をもらさないよう通電量と姉れいむの行動を記録するにとり。 「・・・電流をあげるとどうなるかな?」 カリカリカリッ────電流ダイアルを慎重に回す。 「ゆぎゅん!!ゆぎゅん!!ゆぎゅん!!いだいっ!!いだいっ!!いだい!!! でいぶゅん!!!!つびゅれっん!!ぢゃうっん!!おぎゃっ!!ざぁっん!!だずっぶぶぶ!!!」 「跳躍幅が垂直方向に増加と。おそらく電流量に比例・・・」 垂直ジャンプの幅が増えた分、姉れいむの体へかかる負荷も増加した 後頭部の傷口からは飛ぶ度に餡子が間欠泉の様に噴出し、 眼球は後2〜3回も飛べば圧力によって破裂するか飛び出すだろう。 パチンッ──にとりは通電を一旦OFFにし電極針を抜いた。 暴れていた姉れいむは糸の切れた人形のように動きを止める。 いや、よく見ると僅かに痙攣をしていた。 「点滴を増加」 にとりは無表情に流れるオレンジジュースの量を増加する。 ビクン!!と姉れいむが反応した。 「・・・おぎゃふぁふぁあああん・・でいううううっひゅふぃえふぃひゃいぃぃぃ」 「垂直運動中に叫んだから舌を噛み切ったか・・・君は実に馬鹿だなぁ」 意識を取り戻した姉れいむは目が半分白目を向き、意識があるんだか無いんだかはっきりしない また、自身の舌が半分千切れてダラリと垂れ下がり何を喋っているのかも良く分からない。 そんな様子を見て、にとりは腕を組み考える 「さてどうしようかな・・・この個体、後何回実験に耐えられるやら・・」 姉れいむは「うひゅ〜うひゅ〜」と声だか何だか分からない音を出している。 「・・いや行く!!・・・まだまだ終わらせない・・・!地獄の淵が見えるまで!!」 実験は続行された。 あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、化物に襲われたような恐ろしい叫び声をあげた。恐怖に関わる場所だった あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、意思とは無関係にうんうんを垂れ流し続けた。人間で言えば肛門括約筋を司る箇所だった。 あるポイントを刺激すると、 姉れいむは、突如発情し始めた。性欲に関わる箇所だった。 にとりは幾つかの新たなポイントを観測し、次は何処にしたものか?と考えていると 「・・・・よっひょ・・ゆっひゅりゅい・・や」 体力の限界となった姉れいむは息絶えた。 自分の誕生日。家族が祝ってくれていたあの時から3時間と経っていなかった。 にとりは軽く嘆息する。 「・・・オペレーションオーバー。最初にしては上出来だったよ」 にとりは皮ベルトを外すと姉れいむの遺体を作業台横の 見た目小さなポリバケツに放り込んだ。無論ただのポリバケツではない。 これは河童印★餡子マッシャー。放り込んだゆっくりを生死問わずに 粉砕し練りこみ、甘味物に変化させる大きめのミキサーだった。 にとりは蓋を閉じロックした事を確認すると装置のスイッチをONにした ウィィィィン!!!ビチビチビチ!! 回るモーター音。切り刻まれた姉れいむの破片がブレードの遠心力で 装置の内壁に当たる音がする。あまり良い音では無い (これ、もっと沢山詰め込んでからやるべきなんだよな・・・ そうすれば、弾け飛ぶスペースの余裕が無い分音が鳴らない) 余談だが、これは元々加工場に依頼され河童が製造したものだが 個人にも結構需要があるらしい。きっと甘味好きが世間に多いのだろう。 再びどこかから「ヒャア!!」と言う声が聞こえたがそれは幻聴だ。 にとりは作業台の上 結局、最後まで苦しむ家族の断末魔に目を覚ます事が無かった饅頭一家に目をやる 家族揃って口角をニヘラと上げ、下膨れの顎を突き出し「ゆふ〜ゆふ〜」と惰眠を貪っている。 不愉快という文字を具現化したら多分こうなるんだろう、と思う。 「次は素体数を揃えて一気にやろう。一体一体じゃラチが明かない」 手術手袋を剥ぎ取りゴミ箱に捨てると、実験素体を繁殖させる方法を考え始めた。 ──────あとがき───── 手術シーンを生々しく書きたいなぁと 思ったんですが無理でした。 後日談はアイデアがまとまったら書きます。 作:六人 過去物 夏の庭先 町内の動物 このSSに感想をつける
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実験してみようのコーナー 使い方がわからないなら実験してみればいいじゃないっ! ためしてみるのさ -- 名無しさん (2013-04-30 12 51 25) ほほう こうなるのか -- 名無しさん (2013-04-30 12 51 56) にょんっ=・ω・= -- 名無しにゃん (2013-04-30 13 05 25) このwikiの使い方ってところを別ページに移動しようと思ってコピペしたら「ここを見てね」みたいな部分のリンクが外れちゃった・・・ -- せーちゃん (2013-04-30 13 36 01) トップページと他のページの編集の仕方が違うみたい・・・ そのせいでリンクがうまくコピーできなかったんじゃないかな -- きみかげそう (2013-04-30 13 40 24) きみちゃん見てるかな。このページに記念撮影SSアップロードしたよ。容量が大きいので適宜縮小をば -- せーちゃん (2013-05-06 02 22 36) ギルイベのページを予告と報告にしたらどうかと思ってるんだけど・・・ -- きみかげそう (2013-05-06 15 36 01) アンケート作成で力尽きた・・・バタッ -- きみかげそう (2013-05-06 15 36 32) きみちゃん本当にお疲れ様。作成感謝ですっ(ナデナデ -- せーちゃん (2013-05-06 15 55 16) ギルイベのページ編集したよ(告知ページと過去イベ保管庫にした) -- せーちゃん (2013-05-06 16 36 57) コメントフォームのデザインが気に食わない・・・どうすれば・・・ -- きみかげそう (2013-05-16 22 19 18) コメントフォームっていうと、↓みたいな感じ?枠のサイズとか、日付の非表示とかはできるみたい。 -- せーちゃん (2013-05-17 01 11 53) 投稿されたコメントをBBS風にできないかと模索中 -- きみかげそう (2013-05-17 19 44 49) 余談なんだけど…バザーに出せそうなアイテム数えてリストしてみたら120個ぐらいアイテムあった…orz 行数が多い記事になっても折りたためるようなBBS作れないかな…? -- せーちゃん (2013-05-18 06 30 21) いっそここで作らずにどこかのBBS借りちゃえばー? -- せーちゃん (2013-05-18 06 31 07) やっぱり人によってはそのくらいアイテム数あるよねぇ・・・ -- きみかげそう (2013-05-18 18 11 03) http //www56.atwiki.jp/tabinyanko/pages/23.html -- きみかげそう (2013-05-18 18 38 44) ↑こんなのどうだろうか -- きみかげそう (2013-05-18 18 39 10) 名前 コメント なまえだにゃ こめんとだにゃ 選択肢 test 1 (1) 2 (0) 3 (0) 選択肢 test 2 (1) 3 (0) 4 (0) てst ffff
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[PT]実験体RM-78c 遂行地域 エリュシオン - 賢者の図書館 適正レベル 取得 41 / 遂行 43 報酬 経験値 2,574,895古い赤色の袋(1) 関連クエスト 1.怪しい研究報告書2.[PT]実験体RM-78c3.生体組織の分析4.ネリソンの糸口5.[潜入/PT]アルキーミア城砦の諜報員6.[潜入/PT]怪しいレペル団 研究家7.[潜入/PT]研究所の鍵探し8.[潜入/PT]証拠入手9.レパル団の陰謀10.[PT]完全体の破壊 進行順序 1.NPCクセノフォンと会ってクエスト獲得2.RM-78cの組織を手に入れてクセノフォンに届けよ-生体組織(1)3.NPCクセノフォンと会ってクエスト完了
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架空国家2ちゃんねる オソロシア人民共和国 オソロシア人民共和国 {{{---- }}} あ -- あ (2022-10-06 20 00 29) やりすぎだよこれ… -- さの (2022-10-07 00 29 52) 〈2〉 編集の練習をするところなので問題無いかと -- 名無しさん (2022-10-07 11 01 21) これからまはかな -- 名無しさん (2022-10-08 11 17 30) うこんうこんうこんうこん -- プーさん同志 (2022-10-08 11 18 32) こんなんできたのね -- えくせる (2022-10-08 11 35 24) 大英帝国、、、? -- ロザリアの王女 (2022-10-08 15 23 23) 大英帝国は恐らく『ロザリアの王女』やな。 -- 反ロザリア派のオーシア青年 (2022-10-08 19 23 49) 革命を起こそう(提案) -- 革命野郎 (2022-10-09 10 46 41) DOPIXに染まってるの草 -- えくせる (2022-10-09 11 17 09) みいつけた -- みいつけた (2022-10-09 11 23 35) 【お題】イケメンのいい所とわるい所 -- 自分はイエメン (2022-10-09 20 43 37) 架空国家2ちゃんねる?架空国家掲示板で良くね https //w.atwiki.jp/fweo2/pages/1.html -- 名無しさん (2022-10-09 21 55 40) 次期バージニア -- 何だこれ() (2022-10-10 10 12 25) ほんとになんじゃこれ() -- 岡嶋 (2022-10-12 15 50 22) エェー! -- 飯沼賢治 (2022-10-12 19 16 50) だいぶさっぱりしたな -- えくせる (2022-10-13 22 26 09) 自由社会主義者 -- 大和帝国万歳!一億総臣民大団結万歳!大本亜共栄圏万歳! (2022-11-19 13 08 22) 革命を起こそう(提案) -- 革命野郎 (2022-12-05 15 04 54) また革命野郎居て草 -- ネイヴァルエース (2022-12-05 23 04 21) 各国の首相があつまる2chってすごい響き -- 人口40人突破 (2022-12-06 00 20 00) 首脳級の2chw -- あああ (2022-12-06 07 37 46) 色々ととんでもないな -- Nameless (2022-12-15 11 58 16) ittai kokoha nanndesuka. -- No name (2022-12-21 09 21 46) 僕を許してください。 -- ジッポ大佐 (2022-12-21 09 54 31) 俺は許そう、だが他の人がどうかな? -- 名無しさん (2022-12-21 10 56 31) 許す -- 名無しさん (2022-12-21 12 16 29) 許しません -- ぅんこ (2023-01-05 13 49 26) 許さん -- 名無しさん (2023-01-05 23 58 14) やあ -- とある王国の王女 (2023-01-07 19 53 24) 確定を起こそう(提案) -- 確定野郎 (2023-01-22 21 36 24) ジッポ大佐許す -- 名無しさん (2023-01-22 23 45 11) 確定は起こさない -- 確定保守野郎 (2023-01-22 23 45 48) 錯乱をんkvjstgrねj -- 錯乱やろう (2023-01-24 09 45 24) 錯乱絶対未然阻止必 -- 錯乱保守野郎 (2023-01-24 23 05 26) 検討を加速させよう(提案) -- 検討野郎 (2023-02-12 20 47 46) 検討を辞めさせよう(決意) -- 反検討野郎 (2023-02-13 09 23 07) 殺害しようよ(?????) -- 殺人野郎 (2023-03-03 12 18 41) 殺人野郎を逮捕(逮捕状) -- [[逮捕野郎 (2023-03-03 23 51 32) 名前 コメント プーさん同志万歳 ネーキッドスネイク[誰?]は、「プーさん同志は素晴らしい」と言った[要出典]。 ネーバルエイス[誰?]も、「プーさん同志は素晴らしい」と言った[要出典]。 プーさん同志は偉大か 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 体液 762286459 (100%) 2 超偉大❣️ 35549 (0%) 3 戦争犯罪人 5 (0%) 4 アホ 0 (0%) その他 投票総数 762322013
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特異点ってどうやって創りだすの? この実験がどういうものかについては概要編を参照。 観測者の万物の原料である特異点を、どうやって創りだすのか考察する。 例によって考える材料として、日記の他に↓の場面を用いる。 「2日目、KOTOKO TO GIZMO」より 琴子「私が帰ってきたあの夜、七枷家は量子状態間の干渉減衰時間が大きく乱れ、この世界にとっての特異点となってしまいました」 「8日目、亀裂」より 俺の頭の地図の中では、警察署>公園>クアレの順に近いはずだった。 だが現実には、警察署=公園=クアレだ。直線距離はどれも同じで変わらない。 (中略) 俺の家――七枷家は、3つの鉄塔が作る正三角形の中心に位置していた。 結衣ルート「家族の形」より 電卓「その実験の効果が及ぶ範囲は、電磁場共鳴システムの中心部――つまり、我が七枷家だ」 電卓「これについては、お前ももう気が付いてるよな?」 樹「は?何の話?」 電卓「3本の電波塔って言わねーと、分からねえか?」 樹「何で電波塔が出てくるんだ?」 電卓「研究所が残ってる世界では、電波塔も3本全部残ってる。そういうことだ」 樹「何がそういうことなんだよ?」 電卓「だからよ、お化けが来ちゃっただろ。3本の電波塔の真ん中に」 結衣ルート「絶対零度」より ここは廃棄物みたいなものだ。 本来なら無かったはずのエネルギーを取り出し、 失われた可能性を取りだした代償だ。 上手くいった方の『俺』は、望みのものを手に入れただろう。 だが、そのために消費されたエネルギーは、 どこかの世界が負担しなければならないのだ。 ここにはもう、時間が未来へ進むエネルギーが残っていない ここでストップ 自分で考えたい!という方は↑を考える材料に、編集者としての考察は↓に書きます。 編集者は文章力が無いので、↓を読む際はその点を考慮に入れてください。 また、「これは間違ってるだろ」と思ったらどんどん指摘してください。 考察 読んでいない場合は、概要編を先に読んでくれるとありがたい。 琴子の言うことが正しければ、特異点は七枷家に存在(もしくは七枷家自体)。 重力の特異点は時空に於けるものなので、そこからお化けが登場している。 特異点が何処か分かったところで、次にそれをどう創るかに移る。 日記には以下のように書かれている↓ 要石市と呼ばれるこの地域でのみ観られる、局所的な地磁気・重力異常――。 流星群の飛来による大量の隕石落下――。 それに伴って降り注ぐ、荷素粒子のシャワー。 これら全てが同時に起こるあの日であれば、『それ』は起こる。 『それ』というのは特異点のこと。 要石市で起こる現象によって、素粒子の大きな質量を生み出そうとしている。 また、日記には次のようにも書かれている。 『それ』に必要な質量が足りないというなら、余剰次元から借りてくればいい。 ここで、↑にあった別の『世界』が出てくる。 足りなかった質量は、なんと重なり合った別世界から借りていたのだ。 だが、どうやって質量を借りたのかは不明。 日記の最後にはこんなことが書かれている。 私の撃ち出す素粒子が、シュバルツシルト半径を突き抜けるにはそれだけあれば充分だ。 シュバルツシルト半径を突き抜ける=特異点に到達する? これにより、撃ち出した素粒子によって『観測者』が送られる。 電磁波共鳴システムの役割は、おそらく生じた『歪み』を維持するもの。
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2012年10月の実験班活動報告です。 こんばんは。 久しぶりの実験班活動報告の更新ですね!最近リアルのほうが本当に多忙でして…すみません。 文化祭終了後から今に至るまで、いろいろありました! 時間軸に沿って結論から述べると… ①実験を4回行いました!(10/22(月)、10/26(金)) ↓ ②東京大学の研究室に直接訪問をし、見学をさせて頂き、なおかつアドバイスまで頂きました!(10/31) ↓ ③ある日突然、実験後の生成物の精製方法の新案が閃きました! 10月から11月上旬の流れ、こんな感じです。午後3時まで授業があり、 小テストや宿題が降りかかってくる高校生からすると、とっても密度の高い充実した1ヶ月でした。 東京大学の見学に関しては、こちらのページをどうぞ→2012年度_東京大学見学 それからちょっと話がそれますが、 7月に行った化学グランプリの結果を正確にご報告するのを忘れてました。 良かったらこちらのページをどうぞ→2012年度_化学グランプリ結果 それでは、本題。 平均反応効率(収率/時間)とは? 化学の世界には反応速度(物質の変化量/時間)という概念が存在します。 反応速度とは、ある化学反応A + B → C において、 純物質の「A」や「B」、「C」が、単位時間あたりどれだけの量が変化しているのか、 ということを表します。値の絶対値が大きければ大きいほど反応が早く進んでいるということになります。 ちょっとわかりにくいですね。例をとって考えてみましょう。 <Example ----- 反応速度> 2H2 + O2 → 2H2O という水素(H2)の燃焼(あるいは爆発)の反応において、 例①2.0molのH2と1.0molのO2が4秒で反応し、生成物を計りとって1.6molのH2Oが得られた(0.4mol分のH2Oはロスしたとする)の場合、 H2の反応速度は -0.5mol/秒 O2の反応速度は -0.25mol/秒 (データ上、)H2Oの反応速度は +0.4mol/秒 となります。 例②4.0molのH2と2.0molのO2が4秒で反応し、生成物を計りとって3.2molのH2Oが得られた(0.8mol分のH2Oはロスしたとする)の場合、 H2の反応速度は -1.0mol/秒 O2の反応速度は -0.5mol/秒 (データ上、)H2Oの反応速度は +0.8mol/秒 となります。 ちなみに理論上、 ①の反応では2molのH2Oが、 ②の反応では4molのH2Oが生成するはずですから、 ①の反応の収率は80%、②の反応の収率も80%となります。 ここで…反応の効率を考えてみましょう。 ①、②の反応は収率がいずれも80%なのに対し、 反応速度の値は物質ごとに変化してしまっていますね。 これは、反応速度という概念が「物質の変化量」に依存していて、 反応させる試薬の量を変化させると、反応速度の値の絶対値までもが変化してしまうためです。 反応速度は、反応させる試薬量を変えると最大値が変化してしまうのです。 これから反応速度という概念を”反応の効率のモノサシ”として自分の研究を進めようとすると、 試薬の量のを変えた際に、反応速度の最大値が変化してしまう(モノサシそのものの長さが変化してしまう)ため、 反応速度からの反応の効率の比較が大変しにくくなってしまいます。 同時に、反応の効率を反応速度で数値化することもできなくなってしまいます。 (最大値60において20という数字は全体の1/3だし、最大値90のうち30という数字も1/3。 このとき30>20だから、30のほうが全体を占める割合が大きい!とは言えませんよね。 つまり、この場合、最大値が60と90で異なるので、20と30は数値の大小関係で比較ができない) そこで、僕は平均反応効率(収率/時間)という概念を考えました。(勝手に考えた概念です。) 平均反応効率では、物質の変化量の代わりに「収率」をおきました。 収率とは理論収率に対する生成物の量を百分率で表したものなので、 どんなに反応させる試薬量を変化させても最大値が一定です。 ”反応の効率のモノサシ”としても、最大値が変わらない(モノサシそのものの長さが変わらない)ので最適です。 <Example ----- 平均反応効率> 上記、例①の反応において H2Oの反応速度 :0.4(mol/秒) H2Oの平均反応効率 :20(%/秒) 収率 :80(%) 上記、例②の反応において H2Oの反応速度 :0.8(mol/秒) H2Oの反応反応効率 :20(%/秒) 収率 :80(%) ⇒平均反応効率は試薬の量が変わっても、収率が変わらなければ値が変化しない!! ⇒すなわち、平均反応効率の値が大きければ大きいほど反応の効率が良いと言える。 (その反面、反応速度では、数値における比較が出来ない。) また、反応の進み具合は1次関数的なグラフにはならず、3次関数的なグラフになると予想できるため、 「反応効率」という名ではなく「平均反応効率」という名を付けました。 デメリットとしては、「収率」を用いているので反応物にこの概念を使えないことです。 (例①や②で考えると、物質「A」、「B」にはこの概念が使えないということ。) しかし、僕のアルドール反応の研究は「いかに反応の効率を良くして最終生成物を100%近く得るか」をテーマにしているので、 このデメリットは全く影響がありません。 平均反応効率、我ながら、とても便利そうな概念ですね!(^^)! やはり概念の説明は長くなってしまいますね(汗 難しいと感じた方、すみません。 簡単に一言でいうなら、 物質の変化量(gやmol)を百分率を用いて表した反応速度が平均反応効率です。 う~ん、勉強しなきゃだし、時間が無い…。 すみませんが第3、4回のアルドール反応の実験結果の報告(10/22(月)、10/26(金))と考察は次回にします。 (実は定期試験前でめちゃくちゃ忙しい!!) それでは、 次回の更新もよろしくお願いします! 参考文献 とくになし 部長、実験班班長まっしゅ
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